「日本語に訳さない」は、日本語を一切使わない決まりにする必要はありません。必要なところでは訳を確かめ、分かる文では完成した訳文を作る前に内容を追う、という使い分けから始められます。
なぜ一文ずつ日本語に訳したくなる?
日本語訳を作って理解を確かめてきた場合、英文を見ると日本語の語順へ直す習慣が出ることがあります。知らない語や長い説明が多いと、意味を保持するために訳へ頼りたくなるのも自然です。
「訳したから失敗」と考えるより、訳が必要になった箇所を見てください。語彙の不足なのか、文の中心が見えないのか、内容をすでに理解していても訳文を仕上げているのかで、次に試すことが変わります。
翻訳が助けになる場面
初めて見る表現を正確に確かめるとき、複雑な条件や否定を読み取るとき、誰かに日本語で内容を伝えるときは、翻訳が役立ちます。予約・支払いなどの判断でも、曖昧なまま先へ進めることを優先しないでください。
B1の翻訳ボタンの先を読むは、到着条件を確認する話です。翻訳を使うことと、原文の条件を確かめることを両立しています。
翻訳を少し減らしてみる場面
短く、知っている語が多く、出来事を想像できる文章で試します。まず一文を読み、頭の中で人物や動作を思い浮かべます。日本語のきれいな文を作らなくても、内容を一言で答えられれば次へ進めます。
I put the sticker on my box. At lunch, my sister sends me a photo of her egg.
「自分の箱に印を付けた」「昼に姉から写真が来る」という場面をつなぎます。本文には写真の撮り方や姉の年齢は書かれていません。想像と、英文が示す情報を区別しましょう。
段階的に練習する
1. まず短い本文の内容を確認する
A1の二つのお弁当を一度読みます。分からない語は語彙欄や日本語訳で確認してかまいません。筋が分かったら、英文へ戻ります。
2. 文を短い意味のまとまりで読む
Before I send it, / I look at the little picture / again.
「送る前に」「小さな写真を見る」「もう一度」と、見た順に情報を受け取ります。スラッシュは練習のための目印で、本文のすべてに付ける必要はありません。
3. 段落の最後まで追い、内容を思い出す
一文ごとに訳文を書かず、数文読んでから何が起きたか答えます。写真を送る前になら、二枚目と三枚目の違いを説明します。曖昧なら該当する文へ戻ります。
4. 初めての文章でも試す
同じ文章を覚えただけではないか、A1一覧の別の話で確かめます。負担が減ったらA2の帰りのフェリーで、選択の理由を追ってみましょう。
Mazelingoの混読を、補助から英文へ戻る入口にする
混読モードでは、最初は日本語の文が多い状態から試せます。流れが分かったところで、同じ文を英語へ切り替えます。最後に英文本文で全体を読み直すと、日本語で分かった内容と英語の表現を照らせます。
混読は英語だけの環境と同じではなく、特定の割合で能力が上がるという保証もありません。「今日は二文を英語で追えた」のように、実際に読んだ内容を目安にします。使い方で操作を確認できます。
「英語脳」は到達期限のある資格ではない
英語脳という言葉は、英語を見た順に意味を受け取ることを説明する際に使われます。ここでは医学的な脳の変化や、一定期間での習得を主張していません。英語脳の読み方の練習では、代名詞や長い説明を短い例で確かめられます。
よくある質問
返り読みはしない方がいいですか?
誤解を直す読み直しは必要です。戻ることを禁止せず、なぜ戻ったかを確かめます。毎回主語を見失うなら、英語読解の練習で文構造を確認しましょう。
日本語訳を先に見たら練習になりませんか?
内容を知ってから英語を読む方法もあります。ただし、英文へ戻らなければ英語に触れる量は増えません。読後に英語のどの文がその内容を表すか見つけてみてください。
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