ここでは「英語脳」を、英語を見た順に意味をつかもうとする読み方として扱います。脳の状態を判定するテストや、短期間で習得できる方法を示すものではありません。
一語ずつ日本語に並べ替える前に、まとまりを読む
After lunch, / Emi walked to the station / with her sister.
まず「昼食の後」という時間を受け取り、次に「エミが駅へ歩いた」、最後に「妹または姉と一緒に」と場面を追加します。sister だけでは姉か妹かは決められません。英文にない情報まで補わずに読むことも練習の一部です。
日本語訳を作る作業が必要なときは、自然な日本語の順序に直して構いません。ここでは訳文を完成させることより、誰が何をしたかを追うことを目的にしています。
文脈から指すものを確かめる
Emi bought a sandwich. She put it in her bag because the train was about to
leave.
She と it は何を指す?
She は Emi、it は a sandwich を指します。列車が出発しそうなので、サンドイッチをかばんに入れたという流れです。代名詞を前の文と結び付けると、一文ずつ独立して訳すより場面を追いやすくなります。
少し長い文に進む
The book that I borrowed from the library was easier to read than I expected.
- 中心になるものは The book です。
- that I borrowed from the library が、どの本かを説明しています。
- was easier to read than I expected で、予想より読みやすかったと分かります。
全体の意味を確認する
図書館で借りた本は、思っていたより読みやすかった。長い説明が間に入っても、book と was のつながりを見失わないように読みます。
返り読みをしてはいけない?
読み直しは誤解を修正するためにも使います。戻った回数を数えて減らすより、戻る原因を確認してください。単語が分からないのか、主語を見失ったのか、前の文とのつながりが不明なのかで、必要な練習は変わります。
まず一度読んで場面を説明し、その後、分からなかった箇所だけ構造を確認します。すべての文で止まる場合は、難しさを下げるか、文中で単語を理解する練習を組み合わせましょう。
日本語の補助と英語のインプットを使い分ける
日本語で内容を確認してから英語へ戻ることは、取り組み方の一つです。ただし、日本語を含む混読は英語だけの環境ではありません。Mazelingoでは文ごとの表示を変えられるので、同じ文を英語で再確認する用途に使えます。
読む練習だけで会話・発音・聞き取りのすべてが解決するとは限りません。それぞれの課題は別に確かめながら、自分に必要な練習を選んでください。